SNSニュース 2016年のソーシャルメディア活用を考えるために念頭に置くべき7ヶ条<前編>

2016年のソーシャルメディア活用を考えるために念頭に置くべき7ヶ条<前編>

デジタルマーケティングが経営に直結した重要課題だとの認識が広がり、企業のソーシャルメディア活用にも新たな局面が広がる予感の2016年。今年のSNS活用戦略を考える上で押さえておくべきポイントをご紹介します。

 

2016年のソーシャルメディア活用を考えるため念頭に置くべき7ヶ条

 

社会全体のデジタル化が急進し、今やマーケティングにおいて最も重要なチャネルの1つとなったソーシャルメディアですが、2015年は企業のソーシャルメディア活用において大きな転換期となった1年でした。今回はその変化を踏まえて、2016年のソーシャルメディア活用について考える時に念頭に置いておきたいポイントをまとめてみました。

※後編も公開しました!
2016年のソーシャルメディア活用を考えるために念頭に置くべき7ヶ条<前編>

http://smmlab.jp/?p=41803

 

 

1. SNSは広告プラットフォームと心得よ

 

2015年はFacebook、Twitter、Instagramと、主要なSNSが相次いで広告サービスを強化しました。それまで無料で使えるコミュニケーション・プラットフォームであったSNSが、広告媒体に変貌したと考えると、戸惑いを感じたマーケターの方も多かったと思います。

しかし、エンゲージメント醸成だけでなく、ビジネス成果を生み出す「広告」という施策が増えたことは、SNS活用の投資効果が明確となり、経営においても意思決定が出来る戦略的なチャネルとなったといえます。企業の経営層にもデジタルマーケティングの理解が深まりつつあり、KGI・KPIをしっかり設定することで、経営への貢献が可視化出来れば、SNS活用は企業にとってさらに重要な戦略となっていくでしょう。

 

また、昨年はテレビとネット広告を連携させた効果測定技術が登場するなど、既存メディアもデジタルで評価出来るようになっていくと考えられます。デジタルデータによりROI(投資対効果)やROAS(広告費用対効果)が明確になると、広告費の支出もこれまでのようにマス広告のみという判断は出来なくなり、SNS広告を含めて最適配分を再設計する必要があるでしょう。

 

そのためにはユーザーに最適化したコンテンツをどのプラットフォームで配信するかを検討するための「データ」が不可欠です。2016年はどんなデータを集めるか以上に、どのデータを使えば経営貢献を可視化出来るのかというように、「データ」活用の意識も変化しそうです。

 

参考記事

SMMLab年間人気記事ベスト10で2015年を振り返り!
http://smmlab.jp/?p=41649

 

Facebook広告を出すなら今!Facebookが広告媒体として魅力的な3つの理由
http://smmlab.jp/?p=38192

 

ついにInstagram広告が日本企業に全面解禁!知っておきたい広告タイプまとめ
http://smmlab.jp/?p=41033

 

祝9周年!Twitterについて今知っておきたい9つのトピックス
http://smmlab.jp/?p=38455

 

 

 

2. モバイルを制すものがコミュニケーションを制す

 

2015年7月、Googleがモバイルデバイスによる新しい消費活動を表す概念として「マイクロモーメント」というキーワードを提唱しました。

参考:https://www.thinkwithgoogle.com/collections/micromoments.html

 

今や消費者は「何かしたい」と思った「瞬間」に、手元にあるデバイスで情報収集や購買の意思決定をしています。その欲求が発生している「瞬間」をいかに掴むか、その欲求にどんなメッセージを関連付けられるかが、マーケターの腕の見せどころとなります。

 

Googleが検索アルゴリズムに「モバイルフレンドリー」アップデートを追加したことから、モバイルのSEOも情報接触の入口対策として重要度を増すはずです。そして、モバイルは情報接点と購買体験の融合も加速し、一貫性のある満足度の高い顧客体験の提供が求められているため、モバイルのUI・UXデザイン最適化は急務となりつつあります。情報接触・収集から購買、そしてその先のロイヤリティ醸成まで、全てをモバイルで完結出来るかどうかが、コミュニケーション設計の重大な課題となるでしょう。

 

参考記事

【ad:tech東京2014レポート(1)】ユーザーの心が動く瞬間=モーメントを捉えろ!
モバイル時代のマーケティングはリアルタイムでのエンゲージメント構築へ【2つの基調講演より】
http://smmlab.jp/?p=35016

 

【ソーシャルメディア、モバイル時代だからこそ効果的!】
リアルタイム・マーケティングとは?時事ネタ・イベントに合わせた4つの事例
http://smmlab.jp/?p=26829

 

「CLO」とは?
http://smmlab.jp/?p=36574

 

 

 

3. コンテンツは消費者目線のコンテキストで設計すべし

 

近年、人々の関心ごとが多様化し、興味も細分化する中で、企業が発信するメッセージが届きづらくなったと言われて久しいですが、最近では複数SNSを巧みに使い分けるユーザーも増え、SNSごとに違うコンテキストが存在し、企業メッセージの情報流通経路はさらに複雑化しています。それを全て把握し、最適化したコンテンツを作り出すのは、企業にとって容易ではありません。

 

また、SNSが情報インフラとして確立しつつある中、消費者はどんどん疑り深くなり、従来のクチコミが企業の代弁に過ぎないと、「ステマ」扱いされることが増える一方で、ユーザーの発信するコンテンツ(UGC)は共感をあつめ影響力を強めています。その違いは「コンテンツが誰の目線で作られているか」ではないでしょうか。消費者が自分の実体験を元にした情報を、自分の生活の中で、「気分」に合わせて発信したものだからこそ、自然に共感され人々の話題となっていくのです。

 

ですから、UGCの積極活用は今後の企業メッセージ発信の重要施策となりえますが、これまでのように発信したい情報を提供するのではなく、ブランドや製品をユーザーに委ね、自発的な発信を促す支援が必要となります。

 

ブランドや製品をユーザーに委ねるのは、企業にとって勇気のいる判断となりますが、だからこそSNSやオウンドメディアでエンゲージメントを獲得した、ユーザーコミュニティを持つことが重要となってくるでしょう。

 

消費者目線でのコンテンツ創出をいかに促進できるかという次世代型UGC活用の視点では、インフルエンサー・マーケティングも再評価すべきです。SNSは多様化が進み、新しいもの、ニッチなものがどんどん生まれています。そうした新しいSNSでは大半のユーザーが発信よりも受動的な活用にとどまるので、まずアーリーアダプターの中で積極的に発言する影響力のあるユーザーに協力してもらうべきです。

 

たとえば、Instagramは昨年日本でも爆発的に普及しましたが、まだ閲覧のみのユーザーも多く、インフルエンサーの活用が効果を上げているといえます。ただし、この場合も「ステマ」と見做されてしまわないように、ユーザーの発信しやすい情報提供に留意しなければなりません。

 

 

参考記事

 

【ユーザーを巻き込む!コンテンツマーケティング:前編】
ブロガーと取り組むメリットと共創的事例
http://smmlab.jp/?p=36429

 

【ファンから集めたコンテンツを活用しよう!】
話題のソーシャルメディアキャンペーン事例まとめ【二次活用特集!】
http://smmlab.jp/?p=38758

 

ECサイトのCVRが32%アップ!ソーシャルから収集した
生活者視点のイメージカットを有効活用した実例紹介
http://smmlab.jp/?p=41469

 

UGCとは?
http://smmlab.jp/?p=36113

 

「ステルスマーケティング」とは?
http://smmlab.jp/?p=17861

 

「インフルエンサー」とは?
http://smmlab.jp/?p=21459

 

 

 

4. 顧客は差別でなく区別して対応すべし

 

近年、多くの企業が様々なデータの収集・分析に力を入れるようになり、これまで知ることの出来なかった消費者についての情報が分かるようになりました。そのデータを元にすることで、広告配信の精度は飛躍的に向上しましたが、一方で行き過ぎたターゲティングによる、コンテキスト(文脈)や関係性にマッチしていない広告には、ユーザーが嫌悪感を感じつつあります。

 

また、ソーシャルメディアでは、これまでつながれなかった潜在顧客とも関係を構築することが可能になりましたが、顕在化へのアプローチは画一的ではなく、コミュニケーションコストが高いため、費用対効果だけを考えると評価が難しい側面がありました。

 

こうした課題の解決にはユーザーの行動データだけでなく、SNSでの関係や発言内容の好意度などを数値化した、いわゆるSNSデータの活用がポイントになります。前述のように、ユーザーはその時の気分や発言内容によって、複数のSNSを使い分けていますので、こうしたデータもSNS横断で蓄積し、ユーザーの感情変化を把握していく必要があります。2015年まではDMPのアウトプットというとターゲティング広告がメインでしたが、今後はこうしたSNSデータもDMPに一元管理し、ユーザーの関与度に合わせたコミュニケーション設計に活かす取り組みが増えるのではないでしょうか?

 

そして、ブランド・ロイヤリティによってユーザーメリットを段階的に設定するだけでなく、それぞれの関係性に最適化した対応によって愛着を醸成していくことで、One to Oneマーケティングが本質的に進化すると考えられます。

 

 

参考記事

 

企業のSNS活用はエンゲージメントの先へ!
これからのWEBキャンペーンを成功させる3つのポイント
http://smmlab.jp/?p=40355

 

企業のソーシャルメディア活用はどうなる?
2015年のマーケティングトレンドから考える7つのポイント
http://smmlab.jp/?p=37000

 

【ad:tech東京2013レポート(3)】
生活者の態度変容を引き起こすコンテンツとは?
http://smmlab.jp/?p=25368

 

 

2016年のソーシャルメディア活用を考えるためのポイントを4つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

2015年は大企業の経営層にもデジタルマーケティングの理解が進んだ1年でもありました。マーケティングは経営に直結した重要課題であるという認識も広がっていることから、これからはソーシャルメディアの活用にも、より戦略的な判断が必要とされるでしょう。リアルな顧客を知る存在として、その役割がさらに重要になるであろう現場のマーケターにとって、SNSはコミュニケーションとデータの両面から「消費者」の実像を教えてくれる、良き指南役となるはずです。今年はSNSをどう使うかだけでなく、その先のビジネスゴールにどうつなげるかも考えてみてください。

後編ではもう少し実践的に施策を検討する上でのポイントを3つをご紹介します!

※後編はこちら↓
2016年のソーシャルメディア活用を考えるために念頭に置くべき7ヶ条<前編>

http://smmlab.jp/?p=41803

 

SMMLabは今年もソーシャルメディアを企業の発展に役立てるための情報をお届けしていきたいと思っています。

SNS活用についてお困りのことがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 記事引用元
2016年のソーシャルメディア活用を考えるために念頭に置くべき7ヶ条<前編>

 


日記

SNSニュース SMMLab年間人気記事ベスト10で2015年を振り返り!

SMMLab年間人気記事ベスト10で2015年を振り返り!

SMMLabで今年1年間のアクセスが多かった記事ベスト10をご紹介しながら、2015年のソーシャルメディア活用を振り返ります!

 

SMMLab年間人気記事ベスト10で2015年を振り返り!

 

Instagramへの注目が高かった1年。
ソーシャルメディア活用は複数SNS運用とSNS広告出稿が課題に?!

 

2015年にSMMLabで最もアクセスが多かった記事はInstagramのアカウント運用に関するノウハウ記事でした。Instagram関連記事では他にも、キャンペーン事例やハッシュタグ、10月に解禁された広告に関する記事にも沢山のアクセスをいただき、注目度の高さがうかがえました。

 
人気のインスタグラマーと企業に学ぶ!Instagramアカウント運用7つのテクニック
 

1位 人気のインスタグラマーと企業に学ぶ!Instagramアカウント運用7つのテクニック

プロフィールページのURLと投稿のハッシュタグだけしかクリック出来ないInstagramでも、グッと運用効果がアップするテクニックをご紹介します!

 

2位 Facebook広告出稿にはビジネスマネージャが必須に!
導入手順詳細まとめ【保存版】

2015年2月16日からFacebook広告出稿にはビジネスマネージャが必須となりました!そこで詳細な導入手順をまとめましたので、ビジネス用のFacebookページを運用されている方は、ビジネスマネージャでの管理へ移行する参考にしてください。

 

3位 ついにInstagram広告が日本企業に全面解禁!知っておきたい広告タイプまとめ

Instagramがセルフサーブ(運用)型広告の提供を開始!日本で広告導入当初はまだ活用できなかった広告形式も追加されています。

 

4位 ハッシュタグ活用が決め手?!YSLに学ぶInstagramイベントを成功させるポイント

Instagramのイベント活用は、情報拡散のモチベーションを提供するかと合わせて、いかにハッシュタグを周知させ、ブランド体験を可視化させるかがポイント!800以上のInstagram投稿を創出したYSLのイベントから、ハッシュタグ活用のポイントをご紹介します。

 

5位 大人気!Instagramを活用したキャンペーン事例
業界・活用ポイント別まとめ【第3弾】

大人気!Instagramキャンペーン事例をまとめてご紹介!ファンが手軽に参加できたり、参加者数増や拡散につながるポイントをご紹介。
企画内容や「話題」となったポイント、マーケティングプランを参考に、人気・拡散されるコンテンツの秘訣を探りましょう!

 

6位 国内ユーザー急増中!Instagramを活用したキャンペーン事例 
業界別まとめ【第2弾】

国内ユーザー急増中!盛り上がりを見せる、Instagramキャンペーン事例をまとめてご紹介!日本でもユーザーが急増し、幅広い業界での公式アカウント開設やキャンペーンが目立っています。

 

7位【Facebook、Twitter、Instagram…複数のソーシャルメディアを運用するには?】
業種別・複数SNS運用事例まとめ:前編★ユーザー数一覧あり

それぞれの機能・特徴・ターゲットに合わせて、上手に複数のソーシャルメディアを運用している事例をご紹介いたします。どのように運用していけばよいか、どう使い分けると効果的なのかのヒントとして、ぜひご参考ください。

 

8位使いこなせばFacebook広告の効果が更にアップ!
知っておきたい3つのターゲティング機能

年々市場規模を拡大するネット広告において、Facebookが「広告媒体」としての価値を急激に高めています。そこでSMMLabでは、今「あらためて知っておきたい」Facebook広告に関する情報を、短期集中連載としてお届けしています!今回は広告効果向上のために知っておきたい「ターゲティング」機能についてです。

 

9位 売上増に効果あり!3種類のFacebook広告の特徴と成功事例

今「あらためて知っておきたい」Facebook広告に関する情報をお届けしている短期集中連載。今回は直接的な「反応」を獲得することに主眼を置き、外部サイトへの誘導やコンバージョンを目的とした、ダイレクト・レスポンス的なアプローチが出来る、3種類のFacebook広告の特徴と、具体的な成果を上げた成功事例をご紹介します。

 

10位 スマホ時代の情報検索はハッシュタグが起点?!
若年層女性の約半数が「気になる情報」をハッシュタグで検索している
〜女性SNSユーザーのハッシュタグ利用実態調査〜

Twitter、Instagram、Facebook、YouTube、Pinterest、Google+など、様々なSNSで使用できる「ハッシュタグ」を活用するユーザーが増えています。そこで今、ハッシュタグがどのように使われているのか?SNSの女性ユーザーを対象に利用実態を調査しました。

 

Instagram関連以外では、Facebook広告の活用と複数SNSの運用に関する記事がランクイン。

2015年はソーシャルメディアを複合活用し、SNS広告と連動してビジネス成果へとつなげる、統合型ソーシャルメディアマーケティングへの取り組みが、本格化した1年だったといえるのではないでしょうか。

 

2015年の人気記事トップ10をご紹介しましたが、読み逃している記事はありませんでしたか?今年の記事は今年のうちに!ぜひ来年のソーシャルメディア活用を考える一助に読み返してみてください。

今年のSMMLabの更新は本日が最後となります。本年も1年間ありがとうございました!!

2016年も皆様のソーシャルメディア活用にお役に立てる記事を発信していきたいと思いますので、引き続きご愛読のほど、よろしくお願いします!

 記事引用元
SMMLab年間人気記事ベスト10で2015年を振り返り!

 


日記

SNSニュース 【インバウンドプロモーションシリーズ】 訪日中の一人当たり消費額がアジア第三位の注目国「ベトナム」の 国内トレンドを知る!「2015年トレンドランキング トップ15」

【インバウンドプロモーションシリーズ】 訪日中の一人当たり消費額がアジア第三位の注目国「ベトナム」の 国内トレンドを知る!「2015年トレンドランキング トップ15」

アジア諸国からの観光客による一人あたりの訪日中消費額ランキングは、第一位中国、第二位シンガポールに続いて、第三位は何と「ベトナム」!現時点での訪日観光客数としてはそれほど多くはありませんが、伸び率はトップクラスであり、次の「インバウンド」対象国として見逃すことのできない存在です。その国内では今どんなことが話題になっているのでしょうか?ベトナム国内のトレンドを知ることで、次なる「インバウンド」の可能性を探りましょう!

 

【インバウンドプロモーションシリーズ】 訪日中の一人当たり消費額がアジア第三位の注目国「ベトナム」の 国内トレンドを知る!「2015年トレンドランキング トップ15」

 

 

着実に増え続けるベトナムからの訪日観光客

ランキングに行く前に、まずはベトナムからの訪日観光客の概要について見てみましょう。

 

ベトナムからの訪日観光客数:過去5年で4倍以上に

ベトナム訪日客数

2010年には年間4万人強だった訪日観光客数が、2014年末には約12万5千人となっており、3倍以上に成長していることが分かります。なお、2015年の数値は1月-11月までのもののみとなっており、2015年11月末で既に約17万5千人が訪日、すでに昨年の年間訪問者数を大きく上回っています。2010年の年間4万人と比較すると、すでに4倍以上となっています。この背景には、2014年9月から、ベトナムからの訪日旅行者へのビザ緩和の実施もあると考えられます。

 

来日のピークは4月と10-12月

月別に見てみると、年間を通してベトナムからの訪日客数には波があり、3月~4月と10月が多いことが分かります。ベトナム人には「桜」や「紅葉」が人気であることが理由と言えるでしょう。

 

ベトナム訪日客数_月別

出典:「日本政府観光局(JNTO)」

 

ベトナム人にとって日本への旅行者数はまだまだ少ない=これからの伸びに期待

「日本政府観光局(JNTO)」の発表によれば、2014年、ベトナムからアジア各国への訪問者数は、日本へは12万人強である一方、中国へは年間170万人もの人が訪問しています。

このことから、ベトナムにも海外へ旅行する人は相当数おり、今後ベトナムの個人所得がより伸びたり、また日本がベトナムに対してより観光PR等を行っていくことで、さらなる伸びが期待できると言えるでしょう。

ベトナム旅行者数

出典:「日本政府観光局(JNTO)」

 

一人あたりの訪日中消費額はアジア全体の「第三位」にランクイン

さらに注目すべきは、訪日中に消費する金額の高さです。

観光庁「訪日外国人消費動向調査」平成27年7-9月期の報告書によれば、アジア各国(*)の中で第一位の中国、第二位のシンガポールに続き、ベトナムは第三位で「約17万5千円」を訪日中に消費しているとの結果が出ています。

訪日中消費額出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」平成27年7-9月期の報告書

 

また、「買い物代」にかける金額も、アジア第一位中国、第二位香港に続き、ベトナムは第三位で「74,554円」となっています。

ベトナム買い物代出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」平成27年7-9月期の報告書

(*)アジア各国とは、このブログ上では上記表の韓国~インドまでの全11か国を指しています。オーストラリアは含めておりません。

2015年 ベトナム国内人気ランキング

それでは、そんな次なるインバウンド注目国の「ベトナム」では、今年何が話題になったのでしょうか?実際のランキングをご覧ください!

 

vietnum_kewwordranking

<調査概要>
「ベトナム国内の2015年トレンドランキング」
・調査方法:アライドアーキテクツと株式会社ドリームインキュベータの100%子会社であるDI Marketing Co.,Ltd.(ベトナムホーチミン市)が、インバウンド集客プロモーション支援サービス「モニプラGlobal」を通じて実施。ベトナム国内でのソーシャル上の話題やメディア露出などをもとに50件のキーワードを選び出し、ユーザー投票によってランキング化した。
・調査対象:ベトナムのFacebookユーザー約1,800名

 

 

「和食」「家電」など「Made in Japan」ブランドがインバウンド施策の鍵に

ランキング12位にランクインしたイオンモールは、来年にベトナム国内4店舗目をオープンする人気のスポット。モール型ショッピングセンターが普及していなかったベトナムでは商品の品揃えの豊富さに加え、ショッピングエリアとレストランやボーリング場などの娯楽施設を合わせた施設が話題となりました。

ベトナムは日本に対する好感度ランキング(出典:電通「ジャパンブランド調査2015)でも2年連続1位を獲得するほどの親日国家で、中でも「日本食」、「和食」はベトナムでも人気が高く、イオンモール内のレストランの中でも、多くの人を惹きつけています。その他、家電製品やバイクなどでも日本製品が支持されており、価格がその他の商品より高価であっても選ばれる傾向があるようです。

 

 

「SNS」が流行の発信地

インフラ整備についての話題が上位にランクインするなど、経済の急激な発展とそれに対する期待感を伺うことができます。また、インターネットに関連した消費に積極的で、ベトナムの新卒月収のおよそ7ヶ月分の価格であるiPhoneをはじめとするスマートフォンも20代ビジネスマンのうち85%が所持しています(出典:Asia Plus「ベトナム人若者調査」)。

Facebookを中心としたSNSが流行の発信地となっており、10位にランクインした「Louboutin」の口紅のように、芸能人やインフルエンサーとなる一般のユーザーが薦めた商品が注目を集め、流行となる傾向があるようです。

第2位の映画のタイトルのもじりや、第7位の女性教師の話題はFacebookで「面白いコンテンツ」として若者世代を中心に流行しており、動画による訴求や現地の流行語に便乗するといったスピーディーな情報収集もマーケティングをする上で重要と言えます。

 

これからますます注目すべき「ベトナムからの訪日観光客」。このような消費者の意識変化や背景、トレンドをきちんと捉えて、効果的なプロモーションを実施していきましょう!

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【インバウンドプロモーションシリーズ】

・訪日観光客の今を知る!5つの基本情報
http://smmlab.jp/?p=41288

・訪日観光客の消費行動を知る!4つの基本トピック
http://smmlab.jp/?p=41385

・訪日観光客が急増の注目国!「タイ国内の2015年トレンドランキング トップ15」
http://smmlab.jp/?p=41463

・まもなく中国の春節(旧正月)!気になる2016年の日程と各社の対策をまとめてご紹介!
http://smmlab.jp/?p=41567

 記事引用元
【インバウンドプロモーションシリーズ】 訪日中の一人当たり消費額がアジア第三位の注目国「ベトナム」の 国内トレンドを知る!「2015年トレンドランキング トップ15」

 


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